こんちゃす、ハンターです。
アドベントカレンダーの時間だ!
本記事はPokémon Past Generation Advent Calendar 2023の15日目の記事です。
今回はワールドvsジャパンの3世代交流会に参加してきたのでそのレポートを書き綴ります。
※注意:本大会ではPokémon ShowDownを用いたものとなります。嫌いな人はこれを機に慣れていってください
開催経緯
本大会のきっかけは、WCS2023横浜の最終日、ダメもとで会場での対戦募集を行ったところ…
WCS会場でGBA対戦できる方募集してます!w pic.twitter.com/WJeyVmb4nu
— ハンター (@245_SHEERCOLD) 2023年8月13日
このツイート内容が海外勢のコミュニティに拡散されたことにより、現地にいる三世代勢がこれを認知、そして
国際交流の時間だああああああああ!!!!!!!!!!! pic.twitter.com/6BVVeTElG8
— ハンター (@245_SHEERCOLD) 2023年8月13日
というわけで海外勢とのオフライン実機対戦が実施できたのでした。やったね。
この時の対戦ルールも後程説明を行う「オーレコロシアムルール」と同様。
この時はそれ専用にパーティを用意していなかったのでボックスにいたポケモンだけで適当に組んで対戦を行いました。
…その後、てるるさんを介して海外勢との交流が続き、12/9、ついに日本vs世界の戦いが幕を開けるのでした。
今大会の詳細なレギュレーション
詳細なレギュレーションは以下の通り。
- 参加可能ポケモンは禁止伝説・幻を除いたすべてのポケモン
- 対戦参加可能レベルはレベル60~
- 見せ合いあり、6体から4体を選出する。
- アイテム・ポケモンの種族重複不可
- 相手のHPのみ数値を確認可能(これはポケモンコロシアムを用いた対戦は相手のHPが見えるという内容になっているため)
- Best Of 3 set、すなわち2点先取した方が勝利できる対戦形式
- 対戦にはshowdownを使用
名称が「オーレコロシアムルール」の通り、ポケモンXD 闇の旋風(かぜ)ダークルギアのクリア後に遊べるやりこみ要素である、オーレコロシアムと同様の環境で遊ぶことになります。
さて、日本の三世代ダブルでのメジャーなレギュレーションといえばバトルロードサマー2005・ゲーム部門で遊ばれていた、所謂05と呼ばれるルールとなるのですが、こちらは以下の通り。
- 参加可能ポケモンは禁止伝説・幻を除いたすべてのポケモン
- 対戦参加可能レベルはレベル1~50
- アイテム・ポケモンの種族重複不可
- 見せ合いあり、6体から4体を選出する。
- 対戦には実機GBAもしくはポケモンコロシアム/XDを使用。(そのため、対戦環境によってはHPの確認が不可)
- 1点先取
大きな違いとして挙げられるのはやはりレベル制限が異なること。オーレコロシアムルールではこのおかげでバンギラスやカイリューといった進化レベルが51以上のポケモンを使用することが可能です。*1
また、レベル制限が異なるということはポケモンの実数値も大きく変化するということ。基本的にポケモンのレベルが上がるほど耐久もレベル50の場合より上昇するため、努力値が05の場合よりも自由に配分可能になります。
また、BO3形式ということもあり、1戦目で得られた情報を基に2,3戦目に臨むことが可能な形式となっています。これにより、勝ち試合も負け試合もどの程度情報を公開するか、秘匿するかが非常に重要になります。負け試合も油断できません。
自分の使用構築について
カス過ぎて記述することはあんまありませんが以下の通り。
ラティオス@ラム B40 C216 S252(特化グロスのコメット耐え) おくびょう
リフレクター サイキネ 10まんボルト まもる
ファイヤー@もくたん C252 / D28 / S228 (準速100族抜き・サンダーの10万乱数3割くらいで耐え) おくびょう
かえんほうしゃ オバヒ まもる めざ草
サイドン@せんせいのツメ A252 / B4 / D252 いじっぱり
ロクブラ じしん メガホーン まもる
ラティアス@クラボ H252 / B80 / S176 おくびょう (ハチマキケンタのはかいこうせん確定耐え)
こごかぜ ドラクロ にほんばれ まもる
カビゴン@たべのこし H16 / A84 / B252 / D144 / S12 (A+1でウインディをじしんで確定)
のしかかり じしん まもる のろい
メタグロス@メタルコート H192 / A140 / S176 (準速60族抜き・187グロス地震耐え)
コメットパンチ じしん まもる だいばくはつ
コンセプトとしてはラティオスファイヤーの上から殴れる圧力を用意しつつ、相手の行動隙に合わせて壁を展開、展開後は壁を上手く使用して殴り合いを有利に進めていく構築…のはずだったんですけど、確認していただくとわかる通りスターミーがゲロ重、ケンタの処理ルートも安定していないため構築としては不十分のように感じられました。
壁構築を使用する場合でもやはり速度は非常に重要で、相手から殴られる前に壁を貼ることで初めてアドバンテージを取ることが可能です。(また、相手への圧力が強い盤面を作成することが重要)
今回は相手に対しての攻撃圧が足りなかったことが敗因であると考えます。まあ未熟さ故の敗北ということで納得ではありますね。
ちなみに今回戦ったパーティにはペルシアンが入っており、マジで鬼のように強かったです。このルールはやっぱ素早さが正義なんですわ。*2
対戦結果(ざっくり)
今回は代表5人がそれぞれBO3を行い、先に3点先取した方が勝ちというレギュレーションとなっています。
というわけで結果は以下の通り。
けつばん (×) vs Sabaku 0-2
ハンター (×) vs Nnico Iosi 0-2
スナドリ (〇) vs GrandmasCookin 2-0
ウホホウホ(〇) vs For 4LOM 2-0
stoic (〇) vs Akiak 2-0
初回で連続負けして万事休すか…?と思ったが日本のエースたちが3連勝ストレート勝ちですべてを取り返しに行きました。本当にありがとう。
各々の対戦結果や構築記事に関しては以下をご確認ください。(敬称略)
ウホホウホ
スナドリ
stoic(後日記事が公開されるとのこと、公開次第載せます。)
JPN vs World party https://t.co/1oyukbwHgb
— stoic (@stoic4486) 2023年12月9日
based on https://t.co/YDlHH91p6N
・ヌケニン圧で高速ポケ回してサンダーかヌケニンで詰ます
・ラティは鉢巻光線耐え、100族抜き(味方ケンタの後に動くと身代わり越しにS操作が入る)
・冷凍&こご風は電磁波と迷った(結果オーライ)
記事公開されました
自分が書いている記事よりも圧倒的な記述量&考察量、参考になります。
海外環境との差異について
まず、海外環境はギミックを落とし込んでいる場合が多いように感じました。
例えば「リフレクター」「ひかりのかべ」で撃ち合う構築に関しては今まであまり出てきませんでしたし、「ねこだまし」「てだすけ」のような技や特性「ひらいしん」をうまく使った構築等、これ以上広がることがないと思ってたダブル環境に新たな兆しが見えたような気がしてます。
日本ではどちらかといえば上からぶん殴りつつ受け耐性とまもるで相手の攻めを凌ぐというのが定番の構築方法だった…というよりみんなそれやってた気がしたのでそりゃ環境が動かないわけですわ(とはいえそれは弱いわけではないし本環境でも十分通じるとは考えている/レベル100ルールはポケモンの耐久が多少上昇しているので攻め手側は多少不利なのはあるけども…)
また、今回こそは違いますが、オープンシート形式での対戦ルールだとまた流行る傾向が変わるようで、まだまだ遊べる余地はありそうですね。
…めちゃくちゃ軽めの内容で申し訳ないけどマジで面白かったのは確かです。
最後に
ちょっと駆け足気味になってしまって申し訳ないのですが、以上が海外勢との交流会レポートとなります。
対戦ログについては下記をご確認ください。
WCSでの募集から繋がってまさかここまで大規模な交流ができるとは思っていなかったので今回の出来事は非常に大きいですよね。
なんでも行動することは大事なんだな…と思い知らされました。
イベントを主催してくださったMosquitoや通訳・紹介してくれたてるるさん等、多くの人には感謝してもしきれませんね。
お付き合いいただいて本当にありがとうございました。
さて、16日目となる12/16に公開される記事はyasuさんの「全世代向け 鋼絡みの相性補完」となります。対戦勢の方は要チェックだ!
次は19日目の記事でお会いしましょう。ではでは。